
シャーセバンホースカバー
シャーセバンの独特でユニークな動物モチーフについてはこれまでにも何度か紹介してきたが、中でもヴェルネァと呼ばれるタテ糸を染め織物は世界的にも評価の高いトライバルアイテムのひとつである。一昔前はコーカサス地方を代表する毛織物として特に欧米で人気を呼んでいたが、最近はアゼルバイジャン~イラン北部の高地を移動するシャーセバン族の手によるものとする研究者も多くなっている。もちろん旧ソ連時代はアゼルバイジャンを含む南コーカサスもs連邦の国々であり、100年を超えるオリジナルのコレクションはソ連時代に多くが収集されたようだ。
10年ほど前に、千葉市立美術館で行われたエルミタージュ博物館などのコレクションを展示した『中央アジアとコーカサスの美術』という展覧会でもその図録の表紙を飾ったのがこのシャーセバンのホースカバーであった。この時はウズベクのスザニやベルベットのイカット、トルクメン絨毯や刺繍の民族衣装などソビエト時代の中央アジアやダゲスタン、アルメニア、アゼルバイジャンなどから集められた選りすぐりの素晴らしいコレクションが展示された。その後でサントリー美術館にも巡回したが、知る人ぞ知る素晴らしい内容であった。

図録の表紙(中央アジア&コーカサス)

シャーセバン ヴェルネァ

シャーセバンバードモチーフ
●産地:アゼルバイジャン~イラン北西部
●部族:シャーセバン族
●年代:19世紀
●素材:羊毛
●サイズ:130x150cm
●技法:ジジム(縫い取り織り)
●通常価格:お問い合わせ下さい。
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