ひょんなことからアフリカ布が手に入った。コンゴ民主共和国(旧ザイール)のクバ王国ショワ族やブショング族のラフィアを素材にしたアップリケ、刺繍、パッチワーク、結びなどの多彩な技法を駆使した美しい布達。
   


            
 日本では『草ビロード』として、知る人ぞ知る布。

長い間の内戦が終わり、元のコンゴという国名に戻り、平和が期待される地域。

そんな地域で驚くほどのセンスを持つ布が織られていた。

アフリカの大河のひとつコンゴ川の支流カサイ川とサンクル川に挟まれたクバ王国。そのあたりに住むショワ族・ブショング族は農作業がすむと木陰で男性たちが機に向かい布をおります。女性たちは主に針を使って刺繍やアップリケを刺します。

   

椰子科の植物ラフィアの若芽を柔らかくしごいて糸にし織り上がった布に草ビロードとして知られる独特な幾何学パターンを作り上げて行きます。


このモチーフの面白さは圧倒的でクレーやマチスにも多大な影響を与えたといわれています。不思議な縁で辿りついたこの100枚を越える布達を色々な角度からを少しづつ紹介して行きたいと思います。 

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